フィールドホッケーとは簡単に言えば先の曲がったスティックでプラスチック製のボールを操り、パスやドリブルを駆使して相手のゴールへシュートして得点を競い合うスポーツです。
日本ではマイナーなスポーツですが、夏季オリンピックの競技種目の一つでもあり、来たる東京オリンピックにも男子及び女子日本代表が参加します。
フィールドホッケーの歴史はなんと紀元前2500年ごろの古代エジプトまで遡ります。
実はこんな壁画も古代エジプトの墓から見つかっているのです...!
近代のホッケー自体は19世紀にイギリスで発祥したものです。
では、どんなスポーツか詳しく見ていきましょう!
フィールドホッケーは上のようなコートで行われます。コートは人工芝でできており、摩擦による怪我を防いだり、ボールのスピードを高めるために試合や練習前にスプリンクラーで水を撒くことが多いです。
サッカーよりは少し小さめのコートです。
このコートで2チーム(各チームフィールドプレイヤー10人、ゴールキーパー1人)が点を取り合います。
シュートはゴールの周囲にある半円の中でしかうつことができません。
フィールドホッケーでは写真のような棒状の道具であるスティックと硬くくぼみのあるボールを使います。
スティックはアイスホッケーなどとは違い、平たい面(写真のスティックの裏側の面)でしかボールを操ることができなく、それ以外は反則となってしまいます。
反則は他にも
ボールを足で触ってはいけない(キック)
スティックや体、手、足等で相手を叩いたり、押さえたりしてはいけない(インターフェア)
至近距離でボールを膝より高くあげてはいけない(アップ)
などがあり、安全がちゃんと考慮されています。
防具はフィールドプレイヤーとゴールキーパーで大きく異なります。
フィールドプレイヤーは基本的にサッカーのものより少し大きめのすね当てとマウスピースをつけることが義務づけられています。
それ以外にもプレイヤーはグローブをつけることもできます。
ゴールキーパーは写真のように防具で完全重武装しており、ある意味一番安全なポジションと言えます。
よく写真を見てみるとキーパーのスティックはフィールドプレイヤーのスティックと少し形状が異なっています。
ゴールはハンドボールのゴールと同じくらいの大きさです。下側にゴム製の反射板が付いてます。
フィールドホッケーの魅力は何と言ってもスピーディでスリリングな試合展開です。
プロの選手だと時速150〜200kmの速さのシュートを打つこともあり、ボールがとても速いスピードでゴールへ向かいます。
このようにフィールドホッケーはマイナーでありながら大変奥が深いスポーツです。
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