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引退ブログ②太田健介

お久しぶりです、4年の太田です。昨年度は主将でしたが、今年度は最高学年として気ままに活動させてもらいました。その間部員にはご迷惑をおかけしたかもしれませんが戻ってみるとやっぱりホッケーは、ホッケー部は楽しいものですね。こんな楽しい空間で4年間過ごせたことに感謝しています。

さて、引退ですね。少し過去を振り返りつつ今の想いを書こうかなと思います。完全に自己満のブログになるのであしからず。

 

ホッケーを知ったのは高校時代のことでした。ヒットを打った際の周りからの気持ちの良い反応と気持ちの悪い恋心からホッケーに興味を持ちました。でも、そんな恋も大学受験と共にはじけ飛び、筑波に入学することになるのですが、新歓でまたホッケーと出会うことになります。初めて参加した新歓の雰囲気は最高でした。2年生の先輩が場を回しつつ好きなものを食べさせてもらい、ホッケーの話もそこそこにつくばで生きていく知恵をたくさん教わりました。あの人の新歓戦略は今後も参考にしていくべきです。まあともかく、部員の雰囲気、独特の緩さ、高校のOBがいたこと、ホッケーそのものの面白さ等々が決め手となって入部しました。あとはその新歓の時に横のテーブルで院生とブラジル人が永遠に猥談で盛り上がっていたのも入部の決め手の一つかもしれませんね、知らんけど。

ホッケー部で思い出深いものを3つ挙げたいと思います。合宿、雙峰祭、去年の卒業試合です。もちろん日々の練習だったり試合も思い出深いのですが、それはまあそれで、今回はこの3つについて書こうかなと。

まず合宿。合宿なんてかなり前だから正直事細かには覚えていないけど、今でもしきりに合宿やりたいってつぶやいてしまうのは潜在的にいい思い出だったと記憶しているからでしょうね。一つ屋根の下で部員と共に過ごすって、単純に泊りがけで長時間練習ができること以外にも得られるものが多いと思うんですよね、こいつ寝起きこんな感じなんだとか、眼鏡かけてるんだとか小さいことかもしれないけど部員の新しい一面を知ることができるんです。そういった面で合宿っていいななんて思うのです。コロナで1年生の時の一回しかできなかったけど、来年やるならでかい顔して参加しようかなと思ってます。

次、雙峰祭。雙峰祭は私が音頭を取ってやった活動のうちの一つです。雙峰祭担当、運営委員、新歓委員、主将といろいろと役職、お仕事をやらしてもらいましたけど一番成功したのは紛れもなく雙峰祭だと断言します。焼き鳥という安易な策で挑みましたが、終わってみればたった一日の参加で黒字をたたき出すことに成功しました。特に戦略を練ったわけではないですが、(とにかく安い)焼き鳥を仕入れ、ほかの店よりちょっとだけ安く売る戦略が大当たりしました。いまその時のデータ掘り返してみましたけど447セット、1341本も売ったらしいです。鶏22羽分って考えるとえぐいですね。いい立地が抽選で当たったというのも関係するでしょうけどあれはまあ気持ちよかったですね。自分の商才に惚れ惚れします。来年もっと規制緩和されるであろう雙峰祭でホッケー部がまた儲けを出してピカピカのキーパー道具を買ってもらいたいですね。

最後は去年の卒業試合です。これは私が主将としての最後のお仕事でした。大会はうまくいかなかったけど、この企画ではとにかくいろんな人に来てもらって盛大に送りたい!という想いでした。正直楽しみながら企画していたんでつらくはなかったですけど結構頑張ったなって自分でも思うのでほめてください。今からでも遅くないので。あとは当然ですけど当日参加してくださったOBさん、部員が盛り上げてくれたおかげで成功したなって思います。この文章を書いているときがちょうどコカ・コーライベントの直前なんですけど、責任者はいろいろ頑張っていると思うので部員や参加する人が当日は盛り上げてくれると彼も報われるでしょうね。報酬の無い計画の実行なんて、ガクチカになることと、みんなが楽しんでくれることくらいしかインセンティブないですから、知らんけど。

こんな感じのホッケー部人生でした。もっと書けますよ、たくさん書けますけどやめときます。大事なことこれから書くんで、知らんけど。

ホッケー自体に関しては、始めてみると予想していたより自分ってへたくそだなって思うことばかりだったし、今になってもうまくいかないことだらけで悲しくなります。ですが、ホッケー部行きたくないなんて微塵も感じたことがないんですよね。野球部時代は下手すぎていきたくないのはもちろん、やめたいと思うことまであったけどホッケー部はそうじゃなかった。たぶんだけどホッケー部にはホッケーしに行ってるわけではないんですよね。なんというかホッケーを通して楽しい時間を過ごしたいという想いの方が強いんです。もちろん勝負事は大事だけどその勝利欲もこの前提の上に立っているというか、楽しくやれているからこのメンバーで勝ちたいと思えるんだろうと今この4年間を振り返った時に思いました。だから楽しかった思い出はホッケーと全く関係ない雙峰祭とかが入ってくるんでしょうね。こんなこと言う性分じゃないし、うるせえよと思う人もいるかもしれないけど最後なので今後のホッケー部にこれが伝えたいんです。それが「楽しいと思えるホッケー部で活動してほしい」ということです。人それぞれ「楽しい」の中身だったり、程度は違うかもしれないけど楽しんだうえにホッケーがあると思ってもらいたいです。極論言えばある日突然ホッケーがこの世からなくなってもみんなで集まれるようなそんな部活であってほしいなと思う次第なのです。来年1年間はホッケー部に顔出す回数は多いと思うのでみんなが楽しく活動している姿が見られればなと思います。