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受験体験記⑧~社会学類新4年~

こんにちは!筑波大学フィールドホッケー部です!

"部員の受験期"ラストは社会学類の新4年生!

 

本企画のブログを全て読んでくれた方はお気づきかもしれませんが、弊部は現在、部員の半分が社会学類なんです…。ブログ主(理系)はとても心細いです。いろんな学類の方々の入部をお待ちしています!

もちろん社会学類の方も大歓迎です☺️

 

 

 

 

1.センター試験からの1か月

 

センターの出来がそれほど良くなかったので試験直後は正直落ち込んでいました…(試験当日は自分の実力以上も以下も出ないタイプなのですが…)。試験前、担任に先生から「センターの結果が悪かった時のことを考えておいた方がいい」と言われた際、「そんなこと考えなくてもいいくらい頑張ります!」と宣言したにもかかわらず、お恥ずかしい限りです…。それまで国立向けの勉強をしていたことを無駄にはしたくなかったという動機もあり、筑波大学を受験することにしました。正直この時点で筑波の受験優先度は高くありませんでした。願書は出したものの、頭の中は完全にキラキラの私立大学入学に向けての勉強でいっぱいでした。

 受験期の息抜き手段は大きく二つありました。1つ目は【友達や家族と話をすること】です。他愛もない話で盛り上がりました!と言いたいところですが、友達も家族も受験のことで頭がいっぱいなので、ほぼ勉強の話ばかりしていた記憶があります(笑)。ただ、それが自分のやる気へと代わっていったことは間違いないです。周囲の人がやる気に満ち溢れているときには自分もモチベーションが上がるタイプみたいです。2つ目は【他の科目の勉強】です。現在の自分から見ても何言ってるん?と思いますが、当時は苦手である数学の合間に得意教科の日本史の勉強をすることがリフレッシュになっていたと記憶しています。机に向かってペンを走らせることが嫌になったときは日本史の資料集を眺めて「この庭園に行きたいな~」とか考えていました。現在の庭園好きは高校時代に培われたみたいです。毛越寺にある浄土庭園はかなりおすすめです。共感してくれる人がいらっしゃいましたらなにかしらのご連絡をください。

 2月12日に私立受験の山を越えてから筑波大学入試に向けての勉強を本格的に始めました。つまり、今の時期くらいからってことですね。現在はわからないですが、筑波の日本史は似たような問題が使い回されることがあると分かったので、教科書を読みながら対策していました。私の学類は英語+任意の1科目だけでよかったのでそれほど対策は苦ではなかったです。ただ、記述量が多いことは、書道を習っていて日常的に筆記速度が遅い自分にとっては一番のハードルとなりました。そんなこんなで試験の前日を迎えました。

 

 

2.前泊からいよいよ本番!

 

前日はつくば市竹園で前泊しました。特別緊張することもなかったのは日曜夜のバラエティ番組と一緒に来てくれた父のおかげ?です。お父さん、いつもありがとうございます。前日の準備としては過去問をぱらぱらと見るくらいでしたでしょうか。

当日朝もそれほど緊張していなかったのですが、食堂にいる受験生と思しき人たちから殺気のようなものを感じてさすがに焦りました(笑)。また、会場までの道路が混雑しており、宿泊地から試験会場までバスで40~50分くらいかかったのではないかと思います。私は余裕をもって行動したいタイプなので、このちょっとした遅延にも緊張を増大させられました。

 

 社会学類の入試は先述の通り、2次試験は2科目しかありません。たしか英語→国語→数学→地歴の順で実施され、試験会場が分かれているにもかかわらず、日本史が始まるまでの時間(たしか4時間くらい)は待機しなくてはなりませんでした。この間はキャンパス内であれば外に出ても良かったため、散歩をする人、次の科目の勉強をする人、睡魔に襲われる人など思い思いの時間を過ごしていた印象があります。広大なキャンパスで迷子になるのも嫌だったので教室に残っていると、隣の男子高校生から話かけられました。自身とは境遇の異なる高校生活を送っていらっしゃったようで、トークに花を咲かせているうちに試験時間になりました。(入学後、この話を同じ学類の人にしたら、「一番後ろにいたやつらが騒がしくて静かにしてほしいと思っていた」と言われました。他に迷惑を被った方がいらっしゃいましたらこの場をお借りして謝罪します。)

 

 日本史の試験では4つの大問のうち一つが過去問と同じようなものが出題されました。過去問研究は大事ですね。近代の内容ばかり出題してくるM大学経営学部の入試でも同じことを思いました。

 総じて言えるのは、筑波の入試ではあまり緊張していなかった。つくば、ひいては茨城の雰囲気を存分に吸収して帰ることが目的だとすら思っていた。クラスメイトへのお土産も買い、TXに乗って地元に帰りました。もはや小旅行。そのくらいの心持のほうがいいのかも?

 

余談

いらないことを心配する性格の私は日本史の回答用紙が方眼式ではない可能性を想像して不安になり、google検索を繰り返していましたが、ちゃんと方眼式でした。もし気にしている人がいたらこの文章に辿り着くことを祈る。