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受験体験記⑦~人文学類新4年~

こんにちは!筑波大学フィールドホッケー部です!

いよいよ国立二次試験が近付いてきましたね。本受験企画もラストスパートです!

 

"部員の受験期"第七弾は人文学類の4年生!後期試験を控えている人も是非👇

 

1. センター試験からの1か月

 

自分は筑波が第一志望ではなかった(後期で入学)ので、筑波の前期試験の対策はしていないのですが、本質的には通ずる部分が大いにあると思うので自分がやったことを紹介します。

 

センター試験後はとにかく二次試験の過去問をやっていました。過去問をやりこんでいくとその大学ごとの傾向が分かってくるので点数の取り方が分かっていきました。大学別模試の過去問も活用していました。回数を重ねると点数の取り方だけでなく、自分に不足している部分も明確になってくるので、今度はそこを勉強していくと段々と合格に近づいていく実感が得られると思います。

 

自分の場合は数学と英語の点数を伸ばしたかったので、他の教科は過去問と基礎的な学習にとどめて、その2教科に時間をかけていきました。

数学で効果的だと感じた勉強法は、解けなかった問題を何度も解き直して1問ずつマスターしていくというものです。数学は「理解できる」状態と「解ける」状態の間にかなりの乖離があると思います。この勉強法をすることで「解ける」状態に持っていくことができると思います。実際センター後の1ヶ月間で確率漸化式と微積分の実力はかなり上がりました。

 

続いて英語ですが、自分はなかなか時間内に過去問や模試を解き切ることができませんでした。なので、解くスピードを上げる練習をする必要があると思い、大問ごとに設定した目標タイムで解き切る練習をしたり、英文を読むスピードを上げるために音読をしたりしました。

自分なりに課題を見つけてそれに特化した対策をしていったのでかなり効果的だったのではないかと思っています。

 

最後に簡単に筑波の対策としてやったことをご紹介します。後期の対策としても重要な部分は前期とは変わらず、過去問を解いて問題形式に慣れるということだと思います。人文学類の後期試験は2種類の小論文試験で、英語と日本語の試験があります。長文を読んで、各2問の問いに記述で答える形式でした。自分は3年分の過去問を解いて高校の英語と国語の先生に添削とアドバイスをお願いしました。英語の長文は注釈もなく非常に難しいのですが、ディテールにこだわりすぎず推測で補いながら読み進めることがコツということに気づけたりして、少ない回数でも良い対策になったと思います。

 

受験生の皆さんも自分なりの勉強法を見つけて頑張ってください!

 

2. 前泊からいよいよ本番!

 

 恥ずかしながら筑波大学には試験の前日に初めて訪れました。とりあえず大学循環のバスに乗って大学を1周してみたのですが、その広さに驚いたのを覚えています。

前日はつくば駅から徒歩10分程度の場所にあるビジネスホテルに母と宿泊しました。夕食は近くの和食系ファミレスでキムチチゲと牛すき鍋をシェアして食べ、その後、コンビニで翌日の昼食用におにぎりやカロリーメイト、チョコレートなどを買っておきました。バス停の下見や昼食の用意などは前日にやっておくと安心です。

ホテルには共用の大浴場や、休憩用の広い座敷に大きなマンガ棚やドリンクバーがあったので、風呂にゆったりつかった後、30分程度マンガを読んだりジュースを飲んだりして享楽のひと時を楽しみました。リラックスしすぎですね笑。

 

当日、大学行きのバスは後期試験ということもあってそれほど混んではいませんでした。試験会場につくと看板や掲示の指示に従って教室に向かいました。試験までは時間があったので、英単語帳を見返したりしながら備えていました。

 

試験で記憶に残っているのは、試験監督の先生の声が舞台俳優並みの深みのある良い声だった(後から調べた結果、中国語学の教授だったようです)ことと、前の席の女の子が昼食を食べる前に手を合わせながら小さな声で「いただきますっ!」と言っているのを見てほっこりしたことですね。

 

受験生の皆さんも試験前日や当日は、時間や気持ちに余裕を持って実力を発揮できるように頑張ってください!