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2021年度秋リーグ戦績報告

9/18(土)

11:00~

関東学生ホッケー秋季リーグ 第一節 @駿河台大学

VS 中央大

結果 0-1 (0-0,0-1,0-0,0-0)

  https://myhockey.jp/match/2021/09/18/53297/  

 9/23(木)

12:40~

関東学生ホッケー秋季リーグ 第二節 @早稲田東伏見

VS 防衛大

結果 1-1   (0-0,0-0,1-1,0-0)

 https://myhockey.jp/match/2021/09/23/53310/

10/3(日)

10:50~

関東学生ホッケー秋季リーグ 第三節 @早稲田東伏見

VS 専修大 

結果 1-1      (0-0,0-0,1-0,0-1)

 https://myhockey.jp/match/2021/10/03/53321/

11/3(水)

関東学生ホッケー秋季リーグ 順位決定戦 @駒沢オリンピック公園

VS  専修大

結果 0ー1

 https://myhockey.jp/match/2021/11/03/53347/

 

 

 

大会から少し時間が経ってしまいましたが今年の総括としてブログを書かせていただきます。

 

自分が主将に就任する直前の秋リーグ、正直かなり苦戦を強いられ厳しい結果で終わりました。あの時、経験者の編入などもあり個の力は向上していたにもかかわらず、コロナの影響で練習機会が失われたせいかチームとしてのまとまりに欠いていたように見えました。

主将に就き、最初の仕事としてチームとして目標を決め、それを軸に練習を行うことでチームとしてのまとまりを強めることを目指しました。今季の目標「春1勝、秋昇格」はこの時決まったのです。

 

そこから始まる一年。春リーグまでは前回のブログで言及したので詳細は割愛しますが、練度の低さが露呈した結果、守備が崩壊し011失点、さらに得点もOBさんの1点のみという結果に終わってしまいました。

そんな春リーグ後、秋に向け何が必要かをチームで考えるようになり、一つの攻撃の形を編み出すことができました。それが右攻めの徹底であり、右下からパスをつないで右サイドのティー付近まで持って行きえぐるような形でゴールを狙うというものです。今まで、漠然と前につないでいたことにより中盤と前線の動きがかみ合わずサークル内に侵入できないということが多くあった我々にとって、一つの攻撃の形を決めることは動きの迷いを解消させ、スムーズなボール運びを促しました。さらに、マイボールの時間が増えたことによって守備陣の負担も軽減され60分戦える力が培われていきました。夏休み、コロナにより練習量が制限された中でこの形が生まれて本当に良かったと思います。

迎えた秋リーグ初戦、中央戦。土砂降り予報でしたがなぜか持ちこたえ良いコンデションで臨むことができました。さすがは春5失点した相手、試合全体を通してかなり攻め込まれましたが守りを固め、ボールを奪った後はすぐさま攻撃に転じチャンスも生まれました。悪くない流れでしたが2Q中盤、自分のファールでPSを与えてしまい失点してしまいました。個人的には悔やんでも悔やみきれないプレーではありましたが、その後の10分間10人でありながらも無失点に抑えたこと、そして4Qまでその1失点に留めたことは退場していた身が言うのもなんですがチームとして大きな成長であったと思います。しかし、攻撃面は右攻めを徹底してから初めての実践ということもあり、可能性は感じつつも完成にはまだほど遠いといった内容でした。

 

中央戦後には右攻めという戦術への傾倒をさらに強める事態が起きました。ST のケガです。守備の要であった彼がケガをしてしまったことにより左の中盤の選手をSTに据えること決断をしました。結果、左サイドがさらに手薄になってしまいました。が、この事態は右攻めをさらに徹底させる契機になったとも今では捉えられます。怪我の功名とは本人のことを思うと言えませんが、確かにチームが右攻めに吹っ切ることができた一因ではあるでしょう。

そして迎えた2戦目、防衛戦。正直なところこの試合に勝てなかったのはかなり悔しかった。部員の多い防衛がこの日は何らかの事情があったのか10人しか出場ができていませんでした。そのため人数差もあり、練度を高めた右攻めを中心にかなり攻め入ることができましたが、残念ながら決定力があまりになかった。特にPC。この試合で9本も獲得できたにもかかわらず、得点につなげることができません。また、監督から攻め疲れという言葉もあったがマイボールの時間が長すぎることによって前線、中盤の選手が後半に入り疲れてしまったようにも見え、それが45分のカウンターからの失点につながったともいえるでしょう。圧倒的有利な状況の中、自分たちの理想の形をゴール直前まで作り出したにもかかわらず得点する力の無さ、セットプレーの精度の低さなど中央戦では気が付かなかった新たな課題が発見できた試合でした。

 

二部昇格に向けて背水の陣となる専修戦までの2週間弱、今自分たちに足りないものを少しでも伸ばそうとかなりの時間をケース練習に費やしました。特にゴール、得点に対する意識は練習を通して全員が高く持つようになったと思います。

[余談]

専修戦前、自分はおかしいくらい勝利へ執着していたという話をしましょう。部員とごはんに行く度に絶対に勝とうと口にしていたし、何なら全然関係ない友人にも「次の試合は絶対勝つから見とき」なんて言ってた。スマホの待ち受けも5年ぶりにアイドルから変えた。一生で絶対に負けられない勝負が何度あるのかはわからないが、この時自分は間違いなく人生で一番本気で勝ちを目指していたと胸張れる。あの立命館のアメフト部よりも、絶対に。何度も言うが、専修戦は自分の中で決して負けることなど許されない、引き分けでも駄目だと思いながら臨んだ勝負であり、それを実現するだけの自信があった。その自信を今うまく言語化できないが、部員であればこの想いを汲めると信じています。

[余談終わり]

そんなこんなで迎えた第3戦の専修戦。勝てなかった。勝てると思ってしまった。そんな綻びがまた筑波から勝利を遠ざけたようです。そんな試合でした。右攻めはかなり効果的で、効果的であったから不意の打ち込みに対して専修が対応できなかった。得点の形は目指していたものとは違ったかもしれないが確かに右攻めに傾倒したことによって生まれたといえたでしょう。でも勝ち癖のついていないチームはまたも油断してしまうんですね。あと90秒凌げばよいのにそれができなかった。11で試合を終えました。

 

結局我々は、秋昇格はおろか秋1勝すら達成することができなかった。でも目標を達成できなかったことに対する悔しさよりも、勝つことができなかったというその事実のほうが悔しく、情けなかった。どうにかなりそうでしたが、我々には順位決定戦が残っていました。そこで専修にリベンジすればよい、そんな思いで1か月間練習をすることになりました。

順位決定戦までの間は今までやってきたことを引き続き高めていくことに加えて、練習試合を行うことでアウトプットの時間も重視しました。右攻めは採用から3か月ほど経過しかなり精度が高まりを見せ、けが人の復帰なども相まって右攻めを軸に多様な攻めを実現できるようになっていました。

順位決定戦。この日は4(2)年間お世話になった4年生最後の試合でもありました。昇格はできないがこの試合に勝って気持ちよく先輩を見送ろうという想いをおそらく皆が持って臨んでいたことでしょう。しかしこの日の専修は先月の専修とは違い、右攻めを完全に切ってきました。ある程度の対策はしてくるとは感じていたもののここまで封じられるとは正直思わず、うまく展開できません。守りの時間が長くなってしまった我々は2Qについに失点を喫してしまいました。3Q前、チーム内で今までの右攻めを大きく変える方針を決めます。スタイルの変更に不安はあったもののやってみると意外に良い攻撃ができ、ゴール近くまで運べるようになりました。結果としては0-1で敗北、今年一勝も挙げることができず終えることとなりました。しかしながらこの試合では今までにない挑戦的なことを行いつつも培ってきたものを出し切り、それでもなお負けたので自分としては後悔ありません。

 

 

11月の引退試合を以って主将職から退き、2年生に任せることになりました。彼は僕に比べたら何をするにも早く、よく周りを見ていると思います。彼の代で何とか2部に昇格できるよう私もさらに精進したいと思います。

そして、我々執行代を支えてくださった監督、顧問、OBさん、助っ人すべての人に感謝申し上げたいと思います。皆さんのおかげで円滑に部活動を進め、大会にも参加ができました。来年もお世話になる方はよろしくお願いします。また、部員の皆さんも頼りない主将ではありましたが最後までついてきてくれたありがとうございました。特に同期にはいろんな手助けをしてもらったので今度なんかおごります。

今まできちんと人に読んでもらう文章を書いたことがないので大変拙く読みにくかったと思います。これでこの文章も終わるので、読み終え次第文学作品で目を潤しておいてください。これが主将としての最後のお願いにしたいと思います。1年間ありがとうございました。

2021年度主将 太田健介

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コメント: 1
  • #1

    佐藤幸之助 (水曜日, 29 6月 2022 20:48)

    あの時の防大はコロナの集団ワクチン接種と重なって人数が少なかったよねー
    ポジションもめちゃくちゃでキーパー登録の子がFWやってたりしたね