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卒業ブログ②一瞬のうちに(数学類4年、島武史)

キーパーやってました島です。
引退することになったので書いてますが、まだ引退を実感できていません。
この4年間一瞬ではありましたが、高校までと比べてすごく濃く、人生のターニングポイントになったということは間違いないです。

ホッケーについて

入部のホッケー部は自分を含めた1年と留学生を合わせても12人ほどしかおらず、少し練習しただけですぐ試合に出させられるようなそんな状態でした。
試合となると人数の少なさからほとんど休んでいる暇はなく、高校のとき帰宅部だった私は体力が足りず、、ランなどの練習がかなりきつかったです。
そんな中、4年のキーパーをしていた先輩が引退されるということで、体力がない自分でもできそうだということでキーパーをすることになりました。

そうして始めたキーパーでしたが、キーパーは失点に直接かかわるポジションということで、責任がすごい。
判断ミスがすぐ失点につながってしまったり、ディフェンスへの指示だしなども言われる側は言わなければ気づく余裕がないので、動く量はそんなになくとも、冷静な状況分析と適切で素早い判断、行動が求められる難しいポジションでした。

そういっても引き受けたからにはやるしかない。
ということでなんとかしなければならなかったのですが。。
どうすればいいのか、何を練習すればいいのか見当がつかず困っていました。
先輩やOBの方に教育はしてもらっていたのでどういう考え、動きをすればよいのか一応は形になっていたとは思います。
しかしながら試合となると、その展開の速さから適切な判断が間に合わず、などうまくいかない。今でも試合結果結果見ると辛いです鬱になる。

そうなってもやるしかない。
ミスをしてしまったら改善すればいいのだ。
ということで考えてみたところ、状況分析してそういうやばくなる前にほかの人に助けてもらうとか、そういう発想がいるんですよね。
チームスポーツなので自分がやばかったら助けてもらう、他人がやばそうなら助けに行くってそういうコミュニケーションが大事なんじゃないかと(コミュ障なので気づきづらいですが)。
自分がだめなら他人に頼るっていうのはなんかかっこ悪いですけど。
あとはやっぱり自分で状況を見て判断できるようになること。自分の出来ること、責任の範囲を自覚して動くこと。
自分を許す言い訳は無限に出てくるぞ。

そうしてキーパーを続けてくと何となく見方とか考え方が見えてきたり、これができたぞ!とかそういう楽しいこともあるんですよね。
私的には優勝した時の感情が表現できないほどで、現実ってエモいなというの感覚がまだ忘れられないです。
2年以降にそういった経験させてやれなかったことに申し訳なさを感じつつ。

部について。

同期へ こうして4年続けられたのは同期がいい人だったからていうの大きい。執行代を一緒にやって、役に立たなかった自分ではありましたが、それでもなんとかやっていけました。いい思い出がたくさんできました。本当にありがとう。
3年へ 駒井が入ってくれたおかげで秋リーグの奇跡が起こせました。この1年大変だとは思いますが、後輩に技術等伝えてあげていってください。
2年へ 来季からより一層部を盛り上げていってください。新入生10人くらいいれて欲しいなー。
1年へ 今でも十分戦力になってると思います。後輩がたくさん入ると思うのでいい先輩になれるよう頑張ってください。

最後に

この部に入ってなかったらこんな経験できなかっただろうと思います。
関わることなかったような人とも会いましたし、自分はあんまり変わることなかったはず。
終わりを実感すると悲しくなりますね。
いつの間にか終わっててびっくりした。
運動などの時間がなかなか取れなくなりますが、ホッケーで得たものを活かして行こうと思います。
とてもいい体験させてもらいました、本当にありがとうございました。
卒業後も少しいるので用があれば読んでください。

次は筑波のスピードスターです。お楽しみに!